2009年1月28日水曜日
MLF run#21
1/21よりMLFの運転が再開され、バックグラウンドの軽減に向けた遮蔽の増強や、新しい制御プログラムへの移行などを行っています。写真はB4Cゴムによる遮蔽で、スリットの脇から漏れていた中性子からのバックグラウンド除去のために新たに設置しました。まだまだ改善の余地はありますが、12月のデータと比較して1桁近くS/Nが向上しているものと思われます。
また、明日(1/29)からは韓国からコミッショニング作業のための研究者を受け入れる予定になっています。ここでは、特に石英基板と液体の界面構造測定に関するコミッショニングを行う予定で、MLFでは今のところ経験がない液体を使用した実験を実施することになります。それに備え、基板/液体界面測定に関する基礎的なデータの蓄積を行うと共に、放射線に関する事務的な手続きも進行中です。
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