2009年5月27日

RUN#24に向けて


いよいよ、今年度のマシンタイムが始まろうとしています。

今年のBL16は、ミラーを用いた光学系を挿入するための機器設置を予定していて、マシンタイム直前にミラーを据え付けるための架台を設置しました。また、夏にはビーム上流の遮蔽体内にもミラー用の架台、およびディスクチョッパーを設置する予定で、これによって水面等の自由界面測定が可能になる予定です。また、斜入射小角散乱用の集光ミラーについても鋭意開発中です。

2009年5月1日

ICNS2009



ちょっと更新に間が空きましたが、装置建設は着々と進行中です。

さて、その反射率計についてですが、5/3からアメリカで開催されるICNS2009にて建設状況、および今後の展望についてポスター発表を行います。具体的には
1.装置の現状
2.水面測定用の光学システム開発
3.斜入射小角散乱測定用の集光システム開発
4.ダイナミクス測定用のNSEオプションの検討
について発表を行う予定です。

2009年1月28日

MLF run#21


1/21よりMLFの運転が再開され、バックグラウンドの軽減に向けた遮蔽の増強や、新しい制御プログラムへの移行などを行っています。写真はB4Cゴムによる遮蔽で、スリットの脇から漏れていた中性子からのバックグラウンド除去のために新たに設置しました。まだまだ改善の余地はありますが、12月のデータと比較して1桁近くS/Nが向上しているものと思われます。

また、明日(1/29)からは韓国からコミッショニング作業のための研究者を受け入れる予定になっています。ここでは、特に石英基板と液体の界面構造測定に関するコミッショニングを行う予定で、MLFでは今のところ経験がない液体を使用した実験を実施することになります。それに備え、基板/液体界面測定に関する基礎的なデータの蓄積を行うと共に、放射線に関する事務的な手続きも進行中です。

2009年1月14日

制御プログラム更新中


現在、将来のアップグレードに対応するための拡張性を考慮して、制御プログラムの更新を行っています。また、より多くのユーザーに快適に使っていただくためにユーザーインターフェイスについても改良を試みています。特に、これからビーム強度が強くなると測定時間は短縮されていきますので、測定を自動化するモード等を積極的に実装していく予定です。

2008年12月23日

初データ!


今日から、J-PARC MLFの共用ビームが開始されました。反射率計でもNiミラーの測定を行い、無事データを観察することに成功しました。写真は実際の測定画面のスナップショットで、ミラーの厚みに対応する干渉がきれいに観測されているのが分かります。
現在の陽子ビーム強度はKEKで動いていたKENS相当ですが、モデレーターでの強度ゲインもあり、既に全く別の装置で実験しているような感覚です。まだ、細かい点でのチューニングは必要ですが、装置の将来性を実感することができました。明日以降は、さらなる基礎データの収集と共に、バックグラウンド低減のための処置を行う予定です。

2008年12月17日

配線完了


16日に引き続き、制御機器の配線を行いました。写真の通り、ARISAと同じ制御PCを用いて測定を行うことができます。また、ハードウェアも同じものを用いているため、基本的にはARISAでこれまでできた実験を行うことが可能です。ここ数日はビームが止まっていますので、現在は「ビーム入射を待つのみ」という状態です。


ちなみに、遮蔽体の中はこんな感じです。

ARISA再起動


KEKで使っていた水平型反射率計ARISAの据え付けが完了し、配線等の復旧作業を開始しました。とりあえずモーターがちゃんと駆動することを確認し、今は遮蔽の外から制御するための配線を行っています。