2010年1月24日日曜日

run#29実験開始


夏に導入したチョッパー等の制御システム、先月に導入したシンチレーション検出器といった機器群を一つのPCで制御できるようにプログラムを書き換えました。今のところ手動操作のみのサポートですが、もう少しがんばれば角度の自動スキャンも行えるようになります。また、サンプルチェンジャーも導入予定で、そこまでできれば複数個の試料をほったらかしで自動測定できるようになります。今のところ、長くても2,3時間の測定時間なので夜中もつきっきりで実験しているという状況なのですが、これが実現化すれば夜はちゃんと眠れるユーザーに優しい装置へとまた一歩近づくことになります。

次は、2次元検出器のメリットを最大限に利用できるように解析プログラムを書き換える予定です。

2010年1月19日火曜日

J-PARC水平型中性子反射率計研究会

今日は以下のプログラムで研究会を行いました。準備の都合上、アナウンスがぎりぎりのタイミングだったのですが、20人を越える参加者があり予定時間を1時間以上もオーバーするほどの熱い議論を戦わせました。

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日時:2010年1月19日(火)15時~
場所:高エネルギー加速器研究機構4号館1階セミナーホール

<プログラム>
○15:00 瀬戸秀紀(KEK)
 「J-PARC/MLFの現状とS型課題」
○15:10 山田悟史(KEK)(代:瀬戸秀紀)
 「ARISA-IIの現状」
○15:30 御田村紘志(JST/ERATO)
 「BL‐16「試料水平型中性子反射率計」について」
○15:50 高橋浩之(東京大学)(代:藤原健)
 「高速・高分解能2次元MSGC」
○16:10 小林元康(九州大学,JST/ERATO)
 「中性子反射率を用いた固液界面における高分子電解質ブラシの膨潤挙動評価」
○16:30 横山英明(東京大学)
  「」
○16:50 鳥飼直也(三重大学)
  「ブロック共重合体薄膜への選択溶媒の浸透深さ」
○17:10 高原淳(九州大学)
  「まとめと今後の展開」